ダンスの見どころ
トップページ
*****
金沢の
パーティ情報
北陸3県
競技会の日程
ダンスホールと
パーティ会場
*****
山象流!コラム
ダンスの本
ダンス音楽
*****
リンク
パートナー
募集掲示板
管理人のブログ
管理人へのメール
*****
▼スポンサードリンク▼
▲スポンサードリンク▲
ページの先頭へ
ダンスの見どころ管理人ブログ2017「社交ダンス」とは何か?投稿66

〔ブログ記事〕管理人が投稿した記事と、読者から寄せられたコメントです。
投稿66 社交ダンスとは何か?その21
 2017/04/07(金) 06:42:34  カテゴリー:「社交ダンス」とは何か?  投稿者:山象

今回と次の回、2回に分けて、「ナチュラルスピンターン」の4歩目。
男性は「後退のナチュラル・ピボット」、女性は「ピボッティング・アクション」になります。
男性のCBMは、1・4・5歩目なので、後退ピボットにもCBMが深く関係してきます(これは次回)

この「後退ピボット」という動きの中には、「日本の社交ダンス」を考える上で、
「非常に興味深いポイント」が隠されています。
これを語らずして、「社交ダンスとは何か?」は語れない! とても重要で興味深いポイントです。

詳しく説明していきます。

-*-*-*-*-*-*-

まず、マーカス・ヒルトンのスピンターン。

ピボット(pivot)の特徴として、
 ・大きく開いた両足の真ん中、いわゆる「中間バランス」の位置
   にボディを置いて、ピボット・ターンを行ってる。
 ・「左足の真上でピボット回転していない」だけでなく、
  「後退する左足の真上」にボディが位置する瞬間など、存在しない。
という点が挙げられます。 

hil_pivot_a1.jpg

ナチュラルターンの3歩目が終わった時点が【1】になり、そこから4歩目(男性・左足後退)が始まります。
【4】では、ボディは、真ん中よりも少し前側(右足側)にあります。
ここでは、男性の右足を使って、「スウィング中の女性の左足」を完全にブロックしています。
【5】の時点で、右足が動いてますので、ピボットは【4】~【5】の間で開始しているはずです。

hil_pivot_a2.jpg

つぎに、「男性が左足の真上にに、ボディを置いている瞬間」が存在するかどうかの検証です。

【8】では、すでにピボットが完了し、男性のボディは前方、女性のボディは後方に進んでます。
つまり、【7】~【8】の間で、ピボットは終了(右足の動きが止まる)していることになります。

写真を見る限り、「男性のボディ」が「左足の真上」に来るタイミングは存在しません。
また、女性の「ピボッティング・アクション」における左足は、【4】~【8】に掛けて、
レッグ・スウィングが掛かっているので、女性のボディも「右足の真上」には来ていません。

ところが・・・・・

shino084a.png

ところが・・・・
日本の社交ダンスでは、ピボット(pivot)を含むターンは、ボディを、片足(支え足)の上に、完全に乗せた状態で行うことになっています。

「体重を完全に軸足に乗ってないと、スピンターンは正しくできない」と書いてあります。

おそらく日本人の一般的なコミニュケーションであれば、
 「中間バランスでも、スピンターンのピボットは、出来ますよ!」
と言って、実際にやっている例を示せば、
 「出来る人もいるのか! それって、どうやってやるの?」
というふうな会話になります。

でも、「日本の社交ダンスのプロ教師」に対しては、このような会話は通用しません。
「なぜ、日本のプロ教師は、中間バランスでピボットできないのか」
という原因を追及して、それを「出来ないプロ教師」に伝えなければなりません。
「出来ないプロ教師」が拒絶したならば、床に頭をすりつけて土下座して、
「プロ教師が出来ない理由」を聞いて、理解して貰わなければなりません。

kara082_d.png

こちらは、元日本チャンピオン、檜山浩二先生です。
【16】のロアーでは、男性左足に全体重を掛け、カラダを後ろに引いてます。
【18】では、ピボットする左足の真上まで、ボディを引き込んでます。
女性は、完全に前進した右足の真上まで、ボディを押し出してます。
で、ここから、ピボットを開始しています。

これは、「チャンピオンが解き明かす・ダンスのからくり」という本で、
ダンスを踊る際の、カラダの動きを解析している本なのですが、
これを見るだけでも、  
 中間バランスでのピボットターンの存在を、完全に否定している
ことがわかります、

なぜだ!? なぜだ!? これは、いったいどういうことなのか?
話は簡単です。

ヒルトンは(4スタンス理論で言う)Bタイプのボディの使い方をしている。
檜山先生は(4スタンス理論で言う)Aタイプのボディの使い方をしている。

Bタイプは、中間バランスではピボットできるが、左足の上ではピボットできない。
Aタイプは、左足の上ではピボットできるが、中間バランスではピボット出来ない。

ヒルトンは、左足の上でピボット出来ないから、中間バランスでピボットしている。
檜山先生は、中間バランスでピボット出来ないから、左足の上でピボットしている。
単純に言えば、そういうことですね。

-*-*-*-*-*-

ピボットの回転は、「カラダを捻る(ねじる)」だけでは、上手に出来ません。
無理矢理、カラダを回転させようとしても、ピボットの回転量は得られません。

なんらかの方法で「ピボットの原理」というものを取得していく必要があります。
実際に、「4スタンス理論」を用いて「ピボットの原理」を説明していきましょう。


4s072c.png

「Aタイプ」は、膝を曲げたときに、膝に体重を掛け、膝に重心を置きます。
  膝と足首を鍛えて、膝と足首の屈曲によって、ボディを前方に運びます。
「Bタイプ」は、膝を曲げたとき、膝を重心軸から外し、膝と足首の力を抜き去ります。
  足の裏(土踏まず)・股関節・首筋(ネック)で軸を作ります。
社交ダンスを始めるときに、どちらのタイプを選ぶかで、ピボットの動きが大きく変わります。

4sb064.png

 次に「Aタイプ/Bタイプ」それぞれに、「クロスタイプ」の人と「パラレルタイプ」の人が実在する。
 2×2=4通りの「正しいフォーム」があるので、自分のタイプに合わせたフォームで踊りましょう。
 ・・・というのが、この4スタンス理論。
 社交ダンスには、「クロスとパラレルを切り替えることで、大きな動きを生み出す」という動きが存在します。

 片方の足を前方(または後方)に伸ばしていく時は「クロス」にしておく。
 レッグ・スウィングする時は「パラレル」に切り替え、終わったら「クロス」に戻す。


4s202c.png

 4つのタイプにはそれぞれ特有の「動きの基点(パワーポイントと呼んだ方が良さそう)」と
 「パワーライン」というのが存在します。
 これを応用すれば、面白いことができます。
 腕(てのひら)や足の裏の「パワーポイント」や「パワーライン」を瞬発的に切り替えれば、
 カラダ全体の「クロス」と「パラレル」を切り替えることが出来ます。

 重要なポイントとして、廣戸氏の「4スタンス理論」には、大きな見落としてあります。
「Bタイプ」のパワーライン/ポイントは、股関節や肩甲骨に向かって「引き込まれていく」ライン/ポイントです。
「Aタイプ」のパワーライン/ポイントは、床や壁に向かって「押しつけていく」ライン/ポイントです。
パワーライン/ポイントを機能させるには、「腕や足の複雑な筋肉の数々」を上手に使う必要があります。

cm_pivot_aa2017.png

これはBタイプのロアーから、左足を伸ばしていく動き。
「左腕(4本足歩行の動物でいえば、左前足)に軸」を作って、「クロスモードで後退」。
左腕に拳(こぶし)を作って、拳が回転すれば、左手にパワーラインが出来るので、
ボディが「Bタイプのクロスモード」になります。
【降-22】から拳の握り方を変えていくと、左足が遠ざかり歩幅が大きくなります。

日本の社交ダンスでは、「【降-28】に類似した姿勢」を推奨してますが、「絶対NG」です。

cm_pivot_a2017.png

【動-81】のように両足を大きく開いて両足の中間に立ち(中間バランス)、腕の筋肉を変化させて
「左腕の軸」を作ると、「Bタイプのクロスモード」が出来る。
この状態では、踵(ヒール)を強く踏み込んでも、足首が曲がらず、踵(ヒール)は落ちない。

【腕-82】のように、左肘を少し外側へ貼ると、拳の握り方が変化すると、左腕のパワーラインが変わる。
左腕のパワーラインが変わると、ボディは「クロスモード」から「パラレルモード」に変わる。
足首が曲がりやすくなるので、踵(ヒール)は床に着地する直前まで落ちて、ピタっと止まる。

瞬発的に「パラレルモード」に変わったことにより、支え足(左足)と反対のボディ、つまり
ボディの右側(右腕、右肩、右肩甲骨、右股関節)が後方へ動き、ボディ全体が回転する。

【腕-83】ボディの右側全体が後方へ下がり、ボディが回転すると、左足のパワーポイント・
およびパワーラインが変化する。 これにより、ボディは「Bタイプのクロスモード」に戻る。

この間、左足の踵(ヒール)が着地寸前まで降りることと、その際に左足の膝は曲がることにより、
ボディは「両足の中間位置」から「両足の中間よりも後方」へと移動する。
このボディの位置は、断じて「左足の上」ではなく、あくまで「大きく開いた両足の間」である。


pro_b044a.png

今度は、檜山先生と同じであろう、Aタイプの「ピボットの原理」を説明してみましょう。
「プロが教えない~」シリーズの、金沢正太先生の説明が、とても正確で、とても、わかりやすい。
著者本人に聞いたわけでは無いので、解説は「あくまで推測」になります。(当然、検証はしています)

ライズしている姿勢から、「左の肘」を高く持ち上げながら、素早くボディを後ろに引き、
左足の膝を深く曲げながら、ボディを完全に左足の上に置いて、女性を引き込んでます。
この姿勢からピボット動作に入っていきます。

かなり「個性的な動き」に見えますが、「Aタイプの踊りとしては、完璧な動き」だと思います。

左足の足の裏で「Aタイプ・クロスモード(A1)のパラーライン」を最大化させて置いてから、
瞬発的に、左足の足の裏を「パラレルモード(A2)のパラーライン」に切り替えると、ボディが一気に回転して、
鋭いピボット回転を行うことができます。

Aタイプの足のパワーラインは、「母趾球」~「小趾球の少し後ろ」を結ぶ線。
両足を大きく開いた姿勢では、「Aタイプのパワーライン」は限りなくゼロに近い状態。
これを床に強く押しつけたとき、「Aタイプのパワーライン」は最大になります。

具体的には、左足の真上にボディを置いて、膝と足首を深く曲げて、膝にすべての体重を
掛けたとき、「左足のA1のパワーライン」が最大化しますので、タイミングを見計らって、
「左足のパワーライン」を「A2(母趾球の少し下~小趾球の少し上)」に切り替える。
そうすると、ボディが「クロスモード」から「パラレルモード」に変わって、鋭いピボット回転が生じます。

pro045a.png

日本の社交ダンスは「Aタイプ」に統一していながら、プロ教師は、誰もテクニックを、教えようとしませんね。
「裏技」と書いてありますが、これこそが「Aタイプの社交ダンス」での「王道」だと思います。

ただし、Bタイプの生徒にこれを教えると、確実に膝を痛めて「すぐに、病院行け!」ということになります。
Bタイプにこれをやらせることは、生涯にわたって、後遺症が残るくらい、「非常に危険」な指導になります。

「左足のA1(クロス)のパワーライン」を維持するように、「クロスモード」のボディを後ろに引きながら、
左足の膝と爪先を内側に回転させます。
爪先を内側に回転させると、「左足のパワーライン」、ゆるやかに「A1」から「A2」に変わり、
ボディは、ゆるやかに「クロスモード」から「パラレルモード」に変わるのですが、これでは鋭いピボットが出来ないので、
クロスモードが最大になるまで、ボディを後方に引いて、膝と足首を深く曲げて、クロスモードで粘ります。
そうすることで、瞬発的に、ボディをパラレルモードに切り替えることが出来ます。

ピボットでの回転のあと、「マタ」に「札束」を挟むアイディアは、「クロスモードのパワーライン」を
確実に維持しながら、右足(6歩目)の真上まで歩ディを運んでいくための、よい方法ですね。

(4スタンス理論でいう)Aタイプの踊り方としては、理論的にも「完璧!」だと思います。
(Bタイプの人は、この方法では踊れませんので、先生に言われても、絶対に真似しないように!!!)

-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

長くなりましたが、ピボットの違いを、廣戸氏の「4スタンス理論」を使って説明してみました。

「4スタンス理論」は、「詰めが甘い部分」がたくさんありますし
「見落としている、重要なポイント」もたくさんあります。
でも、基本的には「かなり正確」な検証結果を基に、4つの区分に分類されているように思います。

他人が書いた「4スタンス理論」を使わずに、違いを説明すればよいのですが、
それだと、日本のプロ教師は、誰も耳を傾けません。 徹底的に「無視」されるだけです。

でも、テレビなどで知名度のある「4スタンス理論」を使って説明すれば、プロ教師の
1000人のウチ、2人か3人は、耳を傾けるかもしれない。

日本のプロ教師は、自分と違う意見を言うヤツは、「クソ」としか扱わないから。
たとえ、それが、世界チャンピオンの主張と同じであったとしても・・・・・


投稿66社交ダンスとは何か?その21 への コメント (0件)

コメントを投稿する
   投稿されたコメントは、すぐには公開されません。管理人の承認手続きを経て公開されます。
数日たってもコメントが公開されないときは、管理人までメールください。
(スパム扱いになって、削除されることがあるようです)
【必須】名 前(ニックネーム)
【必須】メールアドレス
【必須】コメント(※一カ所でも「gmail」という文字を入れると「スパム」扱いになります)
 





システムの不具合など、なんらかの理由でコメントが投稿できないケースもあり得ます。
(不具合が発生すると、せっかく書いた投稿が,一瞬にして消えてしまうかもしません)
長い文章を書くときは,事前に文章を作っておいてから、文章を枠の中に貼り付けてください。
・全角文字を10文字以上入れてください。(英数字だけのコメントは登録できません)
・ハイパーリンク(http://...を含む文字列)がある場合は、登録できません。
・一度投稿した投稿は、削除,修正できませんのでご注意ください。
投稿ボタンを押してから、20秒間お待ち下さい

66社交ダンスとは何か?その21 への トラックバック
  現在、この投稿へのトラックバックは、受け付けていません。


リンク  ブログのトップページへ
 カテゴリー〔「社交ダンス」とは何か?〕の投稿一覧へ
 前〔投稿65 2017/04/06〕: 今日の日記0405
 次〔投稿67 2017/04/07〕: 社交ダンスとは何か?その22

〔ブログ記事〕管理人が投稿した記事と、読者から寄せられたコメントです。


  以前のページに戻る  ↑このページの先頭へ 

ブログのメニュー
ブログのトップページ
カテゴリーの一覧
全投稿のタイトル一覧

カテゴリー
「社交ダンス」とは何か?
お知らせ
かがやき練習会
つれづれに(雑談です)
今日の日記

カテゴリーの一覧

月別アーカイブ(保存庫)
2017年4月分の投稿
2017年3月分の投稿
2017年2月分の投稿
2017年1月分の投稿

全投稿のタイトル一覧

最近の投稿(エントリー)
今日16日は、かがやき練習会
明日16日は、かがやき練習会
今日の日記0413
今日の日記0412
今日の日記0410
社交ダンスとは何か?その22
社交ダンスとは何か?その21
今日の日記0405
社交ダンスとは何か?その20
社交ダンスとは何か?その19

コメントのある投稿
(最新の10件を表示)

このブログの説明
このブログについて

ブログの検索